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鯉と環境問題

鯉は体が大きくて見栄えします。
そのため、自治体レベルで鯉が住めるほどのきれいな水域という趣旨で川やダムなどに放流されることが多いです。
しかし、鯉はもともとBOD値の高い場所を住処にしています。
そのため鯉は水質汚染に強い魚になっています。
逆にいうと鯉は水質の悪い水域にしか生息できないということです。
実際、きれいな場所に放流された鯉が大量に餓死する例も報告されています。
その結果、鯉が住める=きれいな水域という図式は成立しません。
また、市街地などの汚れた河川ではボラと放流された鯉しか見ないということが多いです。
しかも鯉は各種の水生生物をどん欲に食べてしまうことから河川環境の単純化を招きかねません。
生物多様性の観点からみるともともと鯉のいなかった場所に鯉を放流するのは有害ですらあるという意見があります。
日本では外来魚であるブラックバスの問題が引き合いに出されます。
しかし、鯉の放流も同じ問題を抱えています。
本種の有する低温に対する耐性や60cmを超える大きさや、なんでも口にするほどの雑食性があり成長してしまうと天敵がほとんどいなくなることから侵略的外来生物に共通してみられるものです。
国際自然保護連合では実際に鯉を世界の侵略的外来種のワースト100のうちの一つに指定しています。